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お知らせ

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2021.10.14 コラム

脳梗塞とは?脳梗塞の症状と原因を脳梗塞リハビリBOTスタッフが解説

脳梗塞とは

医者の説明

脳の血管が「詰まる」「裂ける・破れる」ことで生じる脳の病気を「脳卒中」と言います。脳卒中の中でも、脳の血管が詰まり細くなってしまうことで、脳細胞に酸素や栄養が行き渡らなくなり壊れてしまうことを、「脳梗塞」と言います。さらに「脳梗塞」の中でも、脳の血管の中でコレステロールなどが溜まり血の塊(血栓)が形成され、血管が徐々に細くなって詰まってしまうことを「脳血栓症」と言います。また心臓などでできた血栓が血の流れで飛んでしまい、脳の血管に詰まってしまうことを「脳塞栓症」と言います。いずれにせよ脳血栓症、脳塞栓症ともに血栓が出来てしまうことが原因ですので、普段から血栓が出来にくい規則正しい生活習慣がとても大切になります。
では脳梗塞の症状にはどのようなものがあるのでしょうか。主な症状として運動麻痺があります。運動麻痺は障害された脳とは反対側の半身で生じます。例えば、右の脳が障害された場合は左半身、左の脳が障害された場合は右半身に麻痺が生じます。ただし、梗塞が起きた場所によって症状が異なるため、症状も人それぞれで違ってきます。

脳梗塞の症状

図1のように脳の血管の先端の細い血管で梗塞が起きると栄養や酸素を送っている脳細胞の限定されるため障害を受ける部位は狭くなります。しかし図2のように脳の血管の根幹にある太い血管で梗塞が起きるとその先の細い血管全てに血液が送られなくなるため、脳の障害を受ける範囲も広くなってしまいます。脳の障害を受ける範囲が異なるということは、それに応じて麻痺などの症状とその程度も異なるということになります。

脳梗塞が起こりやすい時期や時間帯とは

脳梗塞とは

脳梗塞が起こりやすい時期とは

一般的に脳梗塞は6〜8月などの気温が上がりやすい時期に多いと言われています。その理由としては気温が上がると体は熱を放出するため、汗をかいて熱を外に逃がそうとします。そうすると体内の水分量が減り、いわゆる「脱水状態」になります。

血栓が形成されやすい状態

脱水状態になると、図3のように体を流れている血液が「ドロドロ」の状態になり、血栓が形成されやすい状態になってしまいます。血液が「ドロドロ」にならないようにするために、日中や就寝前など適度な水分補給を心がけましょう。

脳梗塞が起こりやすい時間帯とは

脳梗塞は安静にしている時間帯(睡眠中、朝起床時2時間以内)に発症しやすいと言われています。その理由として、血圧の日内変動(1日の中での変動)が影響しており、夜間や明け方は血圧が下がるため、血栓が形成されやすいと考えられています。就寝前や明け方に水分を補給するようにしましょう。しかし、1日の血圧の変動パターンには個人差があるため、誰しも夜間や明け方に発症しやすい訳ではありません。

脳梗塞の症状と原因

健康診断表

脳梗塞は梗塞の起こり方や発症の原因などによって、「アテローム脳梗塞」「心原性脳梗塞」「ラクナ梗塞」の3つに分けられます。

脳梗塞の症状①「ラクナ梗塞」と原因

「ラクナ梗塞」とは脳の細い血管が多発的に詰まってしまい、脳の複数箇所で小さな梗塞が起きることで、日本人に多いことが特徴と言われています。ラクナ梗塞は麻痺などの症状が出ないことがあり、脳ドックなどでM R IやC Tを撮影した際にたまたま見つかるケースもあります。このようなケースは「隠れ脳梗塞」や「無症候性脳梗塞」と呼ばれています。ラクナ梗塞に関しては、意識の喪失や重度の麻痺などを生じることは稀で、緩徐(緩やか)に進行すると言われています。しかし、小さな梗塞でも梗塞箇所が増えるにつれて段階的に症状も進行していくため、再発予防が非常に重要です。
ラクナ梗塞の原因としては、①血管の加齢による変化②生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質以上症など)が挙げられます。①血管の加齢による変化について、血管は年齢を重ねるとともに傷つきやすくなります。血管が傷ついたところに血が溜まり、血栓が形成されやすくなり、脳梗塞も発生しやすくなります。そのため、ラクナ梗塞は血管が傷つきやすい高齢者に多いと言われています。加齢とともに血管が傷ついてしまうのは自然な事ですが、それをさらに悪化させるのが、②の生活習慣病になります。生活習慣病に含まれる糖尿病や脂質異常症は、血液中の糖分(血糖)が血管を傷つけ、悪玉コレステロールなどが傷ついた血管にこびり付いて血栓が形成する要因になってしまいます。

脳梗塞の症状②「アテローム血栓性脳梗塞」の原因

アテローム血栓性脳梗塞とは脳の中でも太めの血管や頸動脈で動脈硬化が進み、血栓によって血管を詰まらせたり、形成された血栓が血管から剥がれて、流れた先の血管を詰まらせたりすることで起こる脳梗塞です。またラクナ梗塞より太い血管が閉塞されるため、脳の障害部位も広くなり症状が体に現れやすい梗塞になります。(図2を参照)

動脈硬化によって、血管の内側に脂肪(コレステロールなど)のドロドロとした物質がこびり付いて溜まってしまった状態
アテロームとは図4のように動脈硬化によって、血管の内側に脂肪(コレステロールなど)のドロドロとした物質がこびり付いて溜まってしまった状態のことを言います。そのアテロームが徐々に分厚くなり血管を狭くし、剥がれおち流れた先の血管を詰まらせることで脳梗塞が起こります。そのため、動脈硬化(アテローム硬化)が進み、血管が細くなるほどアテローム血栓性脳梗塞を発症するリスクは高くなります。細くなった血管に一時的に血栓が詰まり、麻痺などの症状を引き起こす一過性脳虚血発作(脳梗塞の前触れ発作)を引き起こしやすいのが、このタイプの特徴です。
前述の通り、アテローム血栓性脳梗塞の主な原因は「動脈硬化」になります。ラクナ梗塞と同様に動脈硬化の原因になり得る「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」などを患っている方は注意が必要です。

脳梗塞の症状③「心原性脳塞栓症」の原因

心原性脳塞栓症とは「心臓の中でできた血栓が剥がれ落ち、脳まで流れてしまい脳内の血管を詰まらせてしまうこと」を言います。心原性脳塞栓症の原因としては、心臓の心房と呼ばれる部分が小刻みに痙攣を起こす「心房細動」や心臓の弁が動きにくくなる「弁膜症」によって、心臓内で血の流れに淀みができ、血栓が形成されやすくなることが挙げられます。特に心房細動に関しては近年増加傾向にあり、年齢とともに心房細動を引き起こすリスクは高まります。無症状の場合もあるため、定期的に健康診断等で心臓に異常がないか確認することをお勧めします。
「心房細動」や「弁膜症」により心臓に出来てしまった血栓が脳に飛んでしまい、脳の太い血管を詰まらせてしまいます。脳の血管には何も異常はない状態から突然血栓が詰まるため、アテローム血栓性脳梗塞のように前触れ発作はなく、急激に症状が出現します。また心臓でできた血栓は比較的大きく、脳の中でも太い血管に詰まってしまうことから重度の麻痺や意識障害など重篤な症状を引き起こすことがあります。時には死に至るケースもあるようです。

脳梗塞を招く、動脈硬化や血栓の5大危険因子

脳梗塞の危険因子「高血圧」

収縮期血圧と拡張期血圧

心臓はポンプの役割を担い、一定のリズムで拡張と収縮を繰り返して、全身に血液を送り出します。血圧とは、心臓から送り出される血液が血管を押す力のことで、さまざまな要因で変動します。心臓が収縮して血液を送り出すときに血管にかかる血圧を収縮期血圧、心臓が拡張して全身の血液が戻ってくるときの血圧を拡張期血圧と呼び、正常血圧は115/75mmHg以下と言われています。逆に高血圧は自宅で測定する場合と診療室等で測定する場合で数値の基準が変わります。自宅では135mmHg(収縮期)、85mmHg(拡張期)以上、診療室では140mmHg(収縮期)、90mmHg(拡張期)以上がそれぞれ高血圧の基準になりますが、一般に、医療機関での測定は緊張して高めに出やすいため診療室血圧の基準値は高く設定されています。高血圧は5大危険因子の中で最大のリスクと考えられております。血圧が高い状態が続くと血管壁が傷つき、弾力性がなくなっていくことで動脈硬化が進みます。そして、心臓の筋肉に負担がかかり、心肥大が起こることで心房細動のリスクも上がるため、早急な改善が必要になります。

脳梗塞の危険因子「脂質異常症」

血液ドロドロ

アテローム血栓性脳梗塞の直接的な危険因子ともいえるのが、脂質異常症です。特にLDLコレステロール(悪玉)が増える、高LDLコレステロール血症に注意が必要です。コレステロールは細胞膜やホルモンの材料になるなど生命維持に欠かせないものです。そのコレステロールを全身に運ぶ役割を担うのがLDLコレステロール、逆に余分なコレステロールを回収するのがHDLコレステロール(善玉)と呼ばれています。コレステロールは生命維持に不可欠でありながら増えすぎることで血管壁を傷つけ、その中に入り込んでアテロームを形成します。アテロームは血管壁を押し上げて血管の内膜を狭くするほか、アテロームが破れて血栓ができれば、脳梗塞のリスクが更に上がります。HDLが減ればLDLが増え、中性脂肪が増えるとHDLが減り、LDLが小型化して血管壁に入り込みやすくなるため、バランスが重要と言われています。また、脂質異常症はLDLコレステロールが140mg/㎗以上、HDLコレステロールが40mg/㎗未満、中性脂肪が150mg/㎗以上、non-HDLコレステロールが170mg/㎗以上のうち、いずれか1つでも当てはまると診断されます。

脳梗塞の危険因子「糖尿病」

チョコレート_ソフトクリーム_ケーキ

糖尿病も高血圧などと並ぶ動脈硬化の重大なリスクです。糖尿病の人たちは、そうでない人よりも、脳梗塞を起こす危険性が約2倍も高いことがわかっています。糖尿病は、血液中のブドウ糖が増えすぎた状態が慢性的に続く病気で、多いのは2型糖尿病といって、悪い生活習慣が引き金となるタイプです。血糖値は、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンによってコントロールされますが、糖尿病になるとインスリンの分泌量が減ったり、働きが悪くなったりして血糖値が高くなります。高血糖は血管壁を傷害するため、動脈硬化を促します。糖尿病の診断基準は空腹時血糖値126mg/㎗以上または随時血糖値200mg/㎗またはブドウ糖負荷後2時間値200mg/㎗以上かつHbA1c6.5%以上となっています。HbA1cは、過去2ヵ月間の血糖の平均値となります。3つの血糖値のうちいずれか1つと、HbA1cの基準に該当すると、この場合も糖尿病と診断されます。

脳梗塞の危険因子「メタボリックシンドローム」

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームは肥満を土台に、高血圧、脂質異常、高血糖のいずれか2つ以上をあわせ持ち、腹囲が男性は85cm以上、女性は90cm以上の状態のことです。これらはみな動脈硬化の危険因子であり、合併する数が多いほど、動脈硬化が進みやすくなります。また、メタボリックシンドロームの基準に当てはまらなくても、おなかがぽっこりと出ているような内臓脂肪型肥満がある場合は油断できません。内情脂肪から分泌される悪玉物質により、糖尿病や高血圧、脂質異常症を招きやすいことが分かっています。肥満を放置すれば動脈硬化の危険因子は増え、やがて脳梗塞のリスクを高めることにつながります。メタボリックシンドロームの診断基準である「肥満」「高血圧」「高血糖」「高コレステロール血症(脂質異常)」という危険因子を1つも持っていない人に比べて、3~4個合併している人の脳卒中による死亡リスクは、約5倍になるといわれています。

脳梗塞の危険因子「不整脈」

心臓の心室が不規則に細かく震え血液を体内に送り出せなくなってしまう不整脈の一種、心室細動

心原性脳塞栓症の原因となる心臓の血栓は、不整脈が大きなリスクとなります。不整脈とは、心臓の拍動のリズムが乱れた状態のことです。健康診断の心電図検査などで見つかり、多くは治療が必要ですが、心房が小刻みに震える「心房細動」は、血栓をつくりやすい病態として注視されています。心房細動がある人は、ない人と比べて脳梗塞の発症率が2~7倍にもなるからです。また、心房細動は老化現象の一つともいわれ、欧米の研究によると60歳以下では1%ほどですが、80歳以上では6%以上にみられるなど、加齢とともに増加します。不整脈は大きく3つに分かれます。心臓の拍動が非常に速くなり、代表的なものに「心房頻拍」「心房細動」などがある頻脈、頻脈は1分間以内に100回以上脈拍数がある状態で心室がこまかく震える「心房細動」は血栓をつくりやすく突然死につながりやすいといわれています。2つ目は心臓の拍動がゆっくりになり、拍動と拍動の間隔があく徐脈は脈が1分間に50回以下の場合をいいます。心房の収縮が遅かったり起こらなかったりする「洞不全症候群」は、徐脈にあたります。3つ目は心室に血液が十分にたまる前に収縮することで、ときどき心臓の拍動がとぶ期外収縮です。不整脈では最もよくみられるもので、多くの場合は治療不要です。

脳梗塞を防ぐには、きちんとした生活習慣が大切

食事

脳梗塞の予防において、生活習慣改善の柱となるのは、禁煙、節酒、健康的な食事、適正体重維持、運動の5つです。なかでも特に重要なのは喫煙です。喫煙すると血管内皮が傷つき、炎症が促進されるため、動脈硬化が進行します。動脈硬化が進むと脳梗塞が起こりやすくなります。脳梗塞とアルコールの関係を調べた調査によると、大量飲酒をする人が最も脳梗塞のリスクが高く、たまに飲む人よりも毎日少量を飲む人のほうがリスクは低いと報告されています。だからといってお酒を飲んだほうがよいというわけではありません。飲むなら「少量」がポイントです。また、脳出血の場合は、飲酒量に比例してリスクも高くなります。生活習慣病を改善するためには、食生活の見直しが必要です。柱となるのは、減塩と適正エネルギー量を守ることです。そのうえで、ビタミン、食物繊維、青魚の脂に多く含まれるEPAやDHAなどを積極的にとるようにしましょう。反対に食べすぎに注意したいのは、ベーコンなどの加工肉、バター、菓子、甘みの強い果物。これらは塩分、脂質、糖分が多く含まれています。果物はビタミンや食物繊維も多く含むので、適量であれば食べてもかまいません。脳梗塞の予防には適正体重の維持と運動が欠かせない理由は、肥満が脳梗塞の発症に深く関わっているからです。食べすぎや運動不足により、内臓脂肪型肥満になると高血圧、糖尿病、脂質異常症を発症しやすくなります。これらの生活習慣病は、脳梗塞の危険因子です。以上のように生活習慣を見直すことが明日からできる脳梗塞発症のリスクを下げる重要な要素になります。

脳梗塞の後遺症で、リハビリをご希望の方へ

脳梗塞リハビリBOT静岡では脳梗塞の後遺症による手足のつっぱり(痙縮)の改善など、さまざまなメニューを用意しております。90分体験プログラムでその効果を感じて頂くのが最もおすすめの方法ですが、まずは一度相談を、という方には「専門家への電話相談」というサービスをご用意しております。以下フォームから必要事項をご入力頂くと、脳梗塞リハビリBOT専属の理学療法士から折り返しご電話をさせていただいております。ぜひお気軽にご利用下さい。
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脳梗塞リハビリ

担当理学療法士 保本 夢土

経歴
2008年:鈴鹿医療科学大学理学療法学科卒業 理学療法士免許取得
2008年~2018:静岡県内の療養期・介護老人保健施設に勤務。
2019年~:脳梗塞リハビリBOT静岡勤務

学会発表
・活動分析研究大会:27回・30回
・第1回神経系理学療法専門部会研修会(2019年7月21日)

経歴:2008年に鈴鹿医療科学大学 理学療法学科を卒業し、理学療法士国家資格を取得。同年~2018年まで静岡県内の療養期の病院、介護老人保健施設に勤務し、慢性期の患者様に携わる。その中で脳血管障害に対する治療を中心に学ぶ。2019年に脳梗塞リハビリBOT静岡に勤務。

快適介護生活

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