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2018.07.25 その他 コラム
脳卒中と姿勢‐片麻痺の改善に必要なこと 2
運動は「姿勢をコントロールしているシステム」と「意識して手足を動かすシステム」の2つのシステムによって成り立っています。そしてこの2つは密接に関係しあっています。手足を動かすときには、必ずその背景に「姿勢をコントロールするシステム」が機能しています。つまり、手足が動かしにくくなった状態(片麻痺)に対して、ただただ動かす練習をしても改善に至らないケースが多いと考えられています。例えば、右の手足が麻痺した場合、姿勢の問題は左の体幹にでると言われています。脳卒中による片麻痺は、片側の手足が骨折してしまった状態とは違います。そこには手足の麻痺と反対側の体幹に問題を生じるケースが多いです。
では、どのような姿勢を身につければいいのでしょうか?それは1人ひとりの動作によって背景となる姿勢が違うため、実はリハビリの内容も違ってきます。
脳梗塞リハビリBOT静岡では、お客様の希望に合わせて、具体的な目標を設定し、その目標の背景となる姿勢を分析しオーダーメイドでリハビリを行っております。1人ひとりの目標が確実に達成できるようにご協力できればと思います。
前回記事については
をご覧ください。
文責 理学療法士 中市一雄