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お知らせ

脳梗塞リハビリBOT静岡のお知らせを随時更新していきます。

2019.08.24 コラム

脳梗塞と片麻痺 手のリハビリによる改善に必要なこと

目次

1.片麻痺と超具体的目標の設定

超具体的な目標設定
手の麻痺を改善するために必要なことの1つとして、目標の設定があります。
脳梗塞リハビリBOT静岡を初めて利用されるお客様に対して、手の片麻痺に対するご希望をお聞きすると、「手が少しでも動くようになりたい。」「指が開くようになりたい」との声が多いです。しかし、上記のようなご希望をそのまま目標に設定しても、うまくいかないことが多いです。片麻痺に対するリハビリで重要なのは、「現実的に達成できそうな、超具体的な目標」を設定することです。脳梗塞リハビリBOT静岡では、ちょうど良い難易度の課題を一つひとつ達成し積み上げていくことで、ご希望とする目標に近づけていくことを実施しております。例えば、「パソコンのマウス操作ができる」という目標を決めた際に、パソコンのマウス操作を繰り返し行っても上手くいかないことが多いです。「マウス操作」に関連している要素をもち、かつ姿勢をコントロールする上で、自分の意思で手足を動かす際に難易度の段階付けを行います。図表1の通り、下に行けば行くほど、「マウス操作」に関連する要素をもっていて、かつ難易度の低い課題と言えます。
将来的に「マウス操作」ができるようになるために、今どの程度の難易度の目標を達成する必要があるのかを共有してリハビリを行う必要があります。

2.片麻痺とボディースキーマ(身体図式)

ボディースキーマ

ボディースキーマ(身体図式)とは「意識に登らない、感覚情報に基づいて作られた脳の中の自分です。」ボディースキーマは全ての運動の基礎となります。ボディースキーマは、体のパーツの位置関係や、力学的特性、重力に対する定位を含んでいて、経験を通してダイナミックに変化します。ボディースキーマがないと、脳は体に命令を送ることができません。脳梗塞片麻痺になると、自分の意思で手足を動かすことができないため、徐々にボディースキーマが変質していきます。結果、自分自身の体の存在を徐々に失うことになります。したがって、脳梗塞片麻痺を改善するためには、ボディースキーマを新たに再構築し、取り戻す必要があります。
リハビリでは、ボディースキーマの形成、修正、変更に対して骨や筋の位置関係、筋の長さ・強さが重要であります。特に、経過が長い脳梗塞片麻痺者の筋は、位置関係や長さが変質しているだけでなく、隣の筋肉とくっついていることを経験します。例えば肘を曲げる筋肉と肘を伸ばす筋肉がくっついているとします。脳は肘を伸ばそうと指令を送りますが、肘を曲げる筋肉にも指令が伝わってしまいます。結果、肘を伸ばす筋肉が働きにくくなったり、肘を曲げる筋肉が働いてしまったりといったエラーが起こってしまいます。エラーが起きることでボディースキーマは徐々に悪い方向に変質してしまいます。
脳梗塞リハビリBOT静岡では、片麻痺の改善に必要なボディースキーマを取り戻すために、一つひとつの筋の状況を調整し、セラピストによる感覚入力に基づいて、筋肉を働かせていくチャンスを増やすことが重要だと考えてリハビリを行います。

3.片麻痺と二点識別感覚

二点識別感覚
手で持った物を立体的に認識するためには、物に触れた感覚を弁別できる能力と、二点識別覚の両者が必要です。弁別とは2つ以上の異なる刺激の間の差異を感知する作用です。二点識別覚とは二点を同時に刺激して、二点として識別する能力です。
二点識別覚は手からの感覚を正確に得るための皮質脊髄システムによって制御されています。脳梗塞片麻痺者は皮質脊髄システムが障害されていることが多い傾向があります。手の麻痺の改善のためには二点識別覚が残存している必要があります。二点識別覚が著しく障害を受けている場合、手の麻痺の改善は難しい傾向があります。それでは二点識別覚を取り戻していくためには何が必要でしょうか?二点識別覚を取り戻すためには、ボディースキーマ(身体図式)が重要であります。ひとつひとつの筋の状況を調整し、セラピストによる感覚入力に基づいて、筋肉を働かせていくことでボディースキーマは明確となります。その結果、二点識別覚の改善につながっていくのではないかと考えられます。
全ての運動は、感覚に対する気づきによってスタートします。手足を動かすのは脳梗塞片麻痺の症状を持つお客様であり、セラピストではありません。セラピストの役割として、あくまでも片麻痺のお客様に、感覚に対する気づきをいかにして明確にできるか、伝えられるかで手足を動かすチャンスが増えます。

4.片麻痺と手の改善に必要な肩甲骨

手の改善に必要な肩甲骨
手の片麻痺の改善を図る上で、肩甲骨の役割は非常に重要です。小さい肩甲骨は常に長い腕をコントロールする必要があります。そのため肩甲骨には17の筋が付着しています。
肩甲骨は足、体幹から手に向かう運動のつながり(運動連鎖)を仲介する役割があります。肩甲骨が安定して動けないと、運動連鎖の全体に悪影響を与えてしまいます。
片麻痺になると肩甲骨周りの筋肉の働きが得られにくくなることが多いです。手の筋肉がこわばってしまう(痙縮)と、肩甲骨の動きも得られなくなり、やがて肋骨の上で固まってしまいます。片麻痺者の肩関節亜脱臼は肩甲骨周りの筋肉の緊張が低く、腕が重力によって垂れてしまうことで生じます。肩関節の関節面は肩甲骨の一部であり、肩甲骨周りの筋肉の緊張が低いと下を向いてしまうからです。
亜脱臼が生じたまま腕を動かすと、肩関節内の状態が正常な位置関係ではないため、肩の筋肉や靭帯などに過剰な伸張や、関節内で本来ぶつからないところがぶつかったり、挟み込んだりするため、肩の痛みを引き起こしてしまうことがあります。肩甲骨周りのリハビリは手の麻痺に対して重要です。
脳梗塞リハビリBOT静岡では片麻痺のお客様に施術をしてきた実績がございます。
詳しくは治療の実績をご確認ください。
関連ページ:治療の実績


 

理学療法士 中市一雄

理学療法士 中市 一雄

経歴:2009年に鈴鹿医療科学大学 理学療法学科を卒業し、理学療法士国家資格を取得。同年~2016年まで城北病院(石川県)に勤務し、脳血管障害に対する様々な治療を実践。2016年10月より特定非営利活動法人 上賀茂神経リハビリテーション教育センター(KNERC)にてボバース・アプローチ国際認定インストラクターである小野剛先生の元、約1年半の長期にわたって研修。2018年に脳梗塞リハビリBOT静岡に勤務。

学生の頃から脳血管障害の後遺症である運動麻痺を改善させたいという思いで、様々な技術や知見を学び、そしてボバース・アプローチに出会いました。「運動麻痺ってこんなに良くなるんだ。」「この技術をもっと深く学びたい。」と感じていた時期に小野先生に出会い、1年半という長期にわたって、ボバース・アプローチの魅力や有効性を実感し、知識・技術だけではなくセラピストとしての姿勢を教えていただきました。そして私自身も、退院後も十分なリハビリを受けることができず、運動麻痺の後遺症に悩んでおられる方の力になり、「運動麻痺が改善する。」、「できなかったことが、またできるようになる。」という喜びを一緒に共有したいと考えています。

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