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お知らせ

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2019.12.20 コラム

脳梗塞の後遺症|さまざまな後遺症と症状について

脳梗塞の後遺症

目次

脳梗塞について

脳梗塞のタイプ

脳梗塞とは脳卒中を大きく3つに分けた際の虚血性のタイプが該当となります。虚血性とは血管が詰まることによって血流不足になることをいいます。脳卒中には脳梗塞の他に出血性タイプの脳出血とくも膜下出血があります。そもそも脳卒中とは脳の血管に障害が起こり、脳の神経細胞が侵され、麻痺やしびれなどの神経症が出る病気のことをいいます。脳梗塞が起こりやすい時期は夏と冬です。特に暑い時期は発汗による脱水を起こしてしまうことで、血液が濃縮されて血栓ができてしまうことが原因であると考えられます。更に脳梗塞には3つのタイプがあります。

ラクナ梗塞

微細な血管が詰まる脳梗塞です。比較的細い血管に動脈硬化が起こりやすいです。脳細胞が壊死する範囲が小さいことから、軽症な場合が多いです。大きな要因は高血圧による動脈硬化です。そのため、血圧の管理がラクナ梗塞の予防となります。

アテローム血栓性脳梗塞

比較的太い脳血管の動脈硬化におり起こる脳梗塞です。アテロームとは、血管壁の薄い膜の中にコレステロールなどがたまったものです。
血管が徐々に狭くすぼまっていくため、大きな発作が起きる前に前触れの発作(一過性脳虚血発作)が出やすいです。言葉がでない、手足がうまく動かせないなどの前触れとしての症状が出ますが、一般的に一過性脳虚血発作は24時間以内に消えます。

心原性脳梗塞

不整脈や人工弁などで心臓にできた血の塊が脳に流れて脳血管を詰まらせる脳梗塞です。大きい血管がいきなり詰まることが多く、障害される範囲が広いのが特徴です。
心原性脳梗塞は当然、発作が起こり、予防が難しいと言われています。ラクナ梗塞やアテローム血栓性脳梗塞と違って前触れの発作がほとんど見られません。また、重症になりやすく、死亡率も高いです。心原性脳梗塞の原因のほとんどは不整脈であると言われているため、不整脈を予防することで発症を防ぐことが考えられます。

なぜ脳梗塞の後遺症が発症するのか?

後遺症の原因

脳梗塞の後遺症は身体のどの部分に出るかは梗塞の起こる範囲によって異なります。人間の脳は大脳、小脳、脳幹という3つの部位から構成されています。大脳の表面の大脳皮質は神経細胞の集まりで前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉に分かれ「手足の運動」「感覚」「言葉を聴いて理解する」「物を見て認識する」などおのおの役割分担があります。脳梗塞が起こると、この神経細胞がダメージを受けます。脳梗塞により障害を受けた部位がどんな機能を担っているかにより様々な後遺症が現れ、一部が重い後遺症として残ってしまうケースがあります。

大脳皮質の構成と役割

大脳皮質の役割

1.前頭葉

運動機能や思考・判断を司り、感情・行動のコントロールも担っています。
また「話す」など言語活動にも関わります。

2.頭頂葉

触覚を司ります。体で受ける情報と空間の中での位置情報なども担います。

3.側頭葉

聴覚を司ります。耳から得た情報を音や言葉として認識します。嗅覚にも関わります。

4.後頭葉

視覚を司ります。目から得た情報を色、形、明るさなどへ処理したり、動きや奥行きなど空間の情報を処理したりします。

さまざまな脳梗塞の後遺症

運動麻痺(片麻痺)

身体の左右どちらかに起こることが多いことから、片麻痺とも呼ばれております。運動神経が脳の奥の脳幹というところで左右に交差しているため、脳の障害の反対側に症状が起きます。片麻痺の程度としては、手足の先の細かい動きのみに障害が起こる軽度なものから手足が動かなくなる重症のものもあり、さまざまです。また小脳が障害を受けると身体のバランスが取れなくなります。ふらふらして立っていられなくなったり、座っている状態でも身体が揺れたりします。めまいが後遺症として残る場合もあります。

感覚麻痺(しびれなど)

片麻痺と同様に左右どちらかに現れやすい特徴があります。麻痺が起きた側では触られたときの感覚が冷たい、温かいといった感覚がわかりにくくなります。また手足のしびれも後遺症として感覚麻痺に相当します。しびれを生じ、触っている感覚が分からない、または鈍くしか感じられないというものが多く聞かれる悩みですが、逆に痛みを強く感じることもあります(痛覚過敏)

視野障害

脳幹の眼球運動を司る部分が障害を受けると目に映るものが二重に見える後遺症(複視)が現れる場合があります。複視は脳梗塞の発症時に強く現れることがありますが、後遺症が改善するケースも多いと言われています。
また、後頭葉など視覚を司る部分に脳梗塞の障害を受けると後遺症(半盲)が発症する場合もあります。半盲は左目で見ても、右目で見ても、あるいは両目で見ても視野の左右どちらかが見えなくなります。後遺症として残りやすい障害です。視野の4分の1が欠けるなど部分的に見えなくなる(視野欠損)が起こる場合もあります。

構音障害・失語症

失語症とは大脳の言語中枢という場所で障害を受けると起こるものです。障害を受ける場所によって運動性失語と感覚性失語の2つのパターンに分かれます。運動性失語とは思った通りに話せなくなる場合です。感覚性失語とは的はずれなことを答えてしまう場合です。失語症はコミュニケーションがとりにいくことから、本人も家族も生活が大変となります。

高次機能障害

思考や記憶、学習に関わる脳の前方部分に損傷が起こった場合には、失認や失行などの症状が出ます。失認とは視覚などに障害ないのに、物を認識できなくなることです。見えているはずなのに視野の片側を認識できなくなるもの(半側空間無視)も失認の一種です。また失行とはふだん使用している物の使い方や衣服の着方がわからなくなる症状のことです。

嚥下障害

運動障害・感覚障害により口や舌のどなどの動きがスムーズにいかず、食べ物や飲み物をうまく飲み込めなくなる後遺症です。のどの食物が詰まりやすくなったり、誤って気管に入り込んでむせたりします。これを誤嚥(ごえん)といいます。またむせることなく本人の気が付かないうちに飲食物が気管へと流れ込み、肺に炎症を起こしてしまう事を誤嚥性肺炎といいます。

排尿障害

おしっこの間隔が短くなったり、トイレに間に合わなくなったりする後遺症です。排尿をコントロールする神経回路に障害を受けることで起こる後遺症です。排尿後すぐに尿意が起こり何度もトイレに行ったり(頻尿)、尿意の我慢ができず失禁してしまったりします。

認知症・うつ症状や感情障害などの精神症状

脳梗塞の発症後、しばらくしてから起こる後遺症です。脳梗塞のうち、認知症との関わりが深いのはラクナ梗塞です。ラクナ梗塞は症状が軽度な場合が多く、気づかないまま脳の各所に起きていることがありますので、徐々に脳の認知機能を司る部位が障害され、症状が出てきます。症状としては自発性や意欲の低下などがよく見られます。また意欲や活動性の低下によりうつ病にもつながります。寝たきりや廃用性症候群が進む要因となります。うつ病の他にも脳梗塞により、脳の前頭部分に障害を受けると、感情のコントロールが難しくなる感情障害が起きることもあります。気分の落ち込みだけでなく、感情の高まりにより怒りやすくなったり、急に理由もなく泣き出したりすることなどもあります。

脳梗塞リハビリBOT静岡での治療の改善事例(動画あり)

事例1
40代男性/脳梗塞 右片麻痺の改善/滑らかな箸操作が可能になる

脳梗塞の後遺症

【治療前のお客様の状態】

・右手は重たく、動かすとすぐに固くなりやすいため、長時間使用することが難しかった。
・特に手首、指が固くなりやすかった。
・右肩には痛み、左肩には肩こりがあった。

【改善内容】

・滑らかな箸操作が可能となり、日常的に箸で食事が行えるようになった。
・「かき混ぜる」際にも固くなりにくくなった為、好物であった納豆をまた食べるようになった。
・重い荷物(20kg程度)を持っても、左右で感じる重みが均一になり、運びやすくなった。
・重い荷物を運ぶ際に、持ち返ることが行いやすくなった。

動画を交えた詳しい事例内容についてはこちらをご覧ください。
【動画あり】脳梗塞 右片麻痺の改善 滑らかな箸操作が可能となった事例のご紹介

事例2
50代女性/脳出血 右片麻痺の改善/床の物を拾う動きがスムーズになる

脳梗塞の後遺症

【治療前のお客様の状態】

・立ち座りや歩行時に右手足の緊張が高まりやすい状態だった。
・床の物を拾おうとすると右の踵が浮いてしまい左脚に体重がかかり過ぎてしまう。
・立つと背中が反ったような姿勢になり踵に重心をとどめておくことが困難であった。

【改善内容】

・立った姿勢で背中が反らなくなった。
・床の物を拾う際に右足に体重が乗るようになった。
・その結果右の踵が浮かなくなった。

動画を交えた詳しい事例内容についてはこちらをご覧ください。
【動画あり】脳出血 右片麻痺の改善 床の物を拾う動きがスムーズとなった事例のご紹介

事例3
50代男性/脳梗塞 右片麻痺の改善/小走りが可能となり、階段がスムーズに降りられるようになる

脳梗塞の後遺症

【治療前のお客様の状態】

・歩行時に腰痛がみられ、長距離歩行が難しい状態であった。
・右足首が固く、歩行時につま先が引っかかりやすい状態であった。右足で支える際に腰痛が強まる様子がみられた。
・右肩を挙上していくと、肩の痛みが生じやすい状態であった。軽度の亜脱臼もみられた。
・右手を動かすことに恐怖感があった。

【改善内容】

・右肩の痛み、腰痛が軽減した。
・小走りが可能となった。
・階段の上り下りがスムーズに行えるようになった。

動画を交えた詳しい事例内容についてはこちらをご覧ください。
【動画あり】脳梗塞 右片麻痺の改善/小走りが可能となり、階段がスムーズに降りられるようになった事例のご紹介

脳梗塞の後遺症を改善し、生活の質を向上したい方へ

脳梗塞リハビリBOT静岡では脳梗塞の後遺症による片麻痺の改善のためのさまざまなメニューを用意しております。まずは一度相談したいという方には「専門家への電話相談」というサービスをご用意しております。以下フォームから必要事項をご入力頂くと、脳梗塞リハビリBOT専属の理学療法士から折り返しご電話をさせていただいております。ぜひお気軽にご利用下さい。また何年も同じ装具を使い続けていて自分に合っているのか不安な方も、是非一度ご相談頂けると幸いです。
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理学療法士 中市一雄

理学療法士 中市一雄
経歴:2009年に鈴鹿医療科学大学 理学療法学科を卒業し、理学療法士国家資格を取得。同年~2016年まで城北病院(石川県)に勤務し、脳血管障害に対する様々な治療を実践。2016年10月より特定非営利活動法人 上賀茂神経リハビリテーション教育センター(KNERC)にてボバース・アプローチ国際認定インストラクターである小野剛先生の元、約1年半の長期にわたって研修。2018年に脳梗塞リハビリBOT静岡に勤務。学生の頃から脳血管障害の後遺症である運動麻痺を改善させたいという思いで、様々な技術や知見を学び、そしてボバース・アプローチに出会いました。「運動麻痺ってこんなに良くなるんだ。」「この技術をもっと深く学びたい。」と感じていた時期に小野先生に出会い、1年半という長期にわたって、ボバース・アプローチの魅力や有効性を実感し、知識・技術だけではなくセラピストとしての姿勢を教えていただきました。そして私自身も、退院後も十分なリハビリを受けることができず、運動麻痺の後遺症に悩んでおられる方の力になり、「運動麻痺が改善する。」、「できなかったことが、またできるようになる。」という喜びを一緒に共有したいと考えています。

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